犬人間ニョンズ ~熱い思いがあるとは尊い

実は復活して直ぐの京都磔磔での犬人間ニョンズの『あいのまるだし』レコ発ライブでも感じたんだけど、トクラという人はホンマにバンドやりたかった、続けたかったんやろな。
彼らのライブみた人解ると思うけど、実は犬人間ニョンズはトクラさんの弾き語りソロの前後で、別のバンドだ。
ハッキリ言うとトクラさんの犬人間ニョンズへの熱量は、バンドを続けてステージに立ちたいという点では変わらないのかも知れないけど、今の犬人間ニョンズははるかに聴くに値するバンドだ。熱量も違うと思う。是非機会があれば、犬人間ニョンズは聴いて欲しい。勿論バンドだから音楽を聴かせたいと思うが、俺は今の犬人間ニョンズの死の縁から這い上がってきた気迫とか、バンドをやりたかった、今はフルバンドでやれる喜びに溢れたトクラさんの魂の叫びを聴きに来て欲しいな。
いま、ホンマにこんな叫びは簡単には聴けない。
馴れたらこの熱意は失われるかもしれないが、それを許さないのが、フロアの責任だよなあ。
ライブはステージだけで作るのではないんだ。フロアもそれなりの矜持を!
たかがインディーズバンドで、なんて考えてる人には値打ちのない話だから、そんな人は、次から読まなくていいよ。
ステージに聴かせてもらう、くらいの気持ちなら、もう音源だけ聴きなよ。
犬人間ニョンズ頑張ってな。また魂の叫び聴かせてくれな。